「何が欲しいか分からなくても注文できる」を目指した新機能
食品デリバリーアプリのDoorDashが、AIを活用した新しい検索・注文サポート機能「Ask DoorDash」を発表しました。これまでのアプリは「お店の名前」や「商品名」をある程度知っていないと検索しにくい仕組みでしたが、今回の機能ではそういった前提知識がなくても、普段の会話に近い言葉で探せるようになっています。
たとえば「家族4人でがっつり食べられる夕食が欲しい」と入力するだけで、条件に合うレストランの候補を絞り込んでくれます。子どもがいる家庭であれば「ベジタリアンで辛さ控えめ、子ども向け」といった細かい条件も自然な文章で指定できるのが特徴です。単純なキーワード検索ではなく、要望の意図を読み取って候補を提示してくれるイメージに近いです。
写真を撮るだけで買い物カートが完成する仕組み
個人的に注目したいのが、画像入力に対応している点です。料理本を開いてレシピページの写真を撮ると、そこに書かれた食材の種類と必要な数量を自動で読み取り、カートに追加してくれます。手書きやプリントアウトの買い物リストの写真でも同様に機能するとのことです。
これは食事の準備をよくする方にとってかなり実用的な機能です。レシピを見ながら1品ずつ検索して、数量を入力して…という作業が写真1枚で完結するわけですから、週単位で食料品を注文する習慣がある人には特に時間の節約になりそうです。
さらに過去の注文履歴との連携機能もあります。前回の食料品カートをそのまま再注文したり、「いつも買っているものに加えてこれはどうですか」といった提案をしてくれる機能も搭載されているようです。買い忘れを減らしたい人にとっては地味に便利な機能かもしれません。
レストラン予約にも自然文検索が使える
DoorDash Reservationsという予約機能にも、今回の自然文検索が対応しています。「ダウンタウンで午後8時頃、2人でデートに使えるお店を探したい」というような条件を入力すると、空席のあるレストランを絞り込んで提案してくれます。日時・人数・雰囲気・エリアをまとめて指定できるのは、従来の予約サービスにはなかった使い心地です。
フリーランスへの影響
今回の発表はDoorDashというデリバリーアプリの機能追加ですので、フリーランスの仕事そのものに直接影響するわけではありません。ただ、日常の食料品購入や外食の計画にかかる時間・手間が減ること自体は、仕事の時間を大切にしているフリーランスにとって小さくない恩恵かもしれません。
それ以上に注目したいのは、この事例が示す「AIによる自然文・画像入力の普及」という流れです。写真を撮って情報を読み取り、自動でアクションを実行する仕組みは、今後デリバリー以外のさまざまな業務アプリにも広がっていくと考えられます。フリーランスが使う請求書ソフトや在庫管理ツール、タスク管理アプリにも、同様のAI入力が組み込まれていく日はそう遠くないでしょう。「どんなツールでも自然な言葉や写真で操作できる」という時代への移行が、着実に進んでいることを感じさせてくれる発表です。
まとめ
「Ask DoorDash」は現時点で米国のiOS端末から順次展開中で、日本での提供時期や日本語対応については明らかになっていません。日本在住の方はしばらく様子見になりますが、自然文や画像でアプリを操作するという体験がどこまで使いやすいのか、米国ユーザーの反応を追ってみると参考になるかもしれません。興味がある方はDoorDash公式サイトやアプリのアップデート情報をチェックしてみてください。
参考:DoorDash公式発表

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